※ 福岡分館では新規体験者の募集をしています
2024年
■田所教練による講習会
※受付中
●5月11日(土)
【初級講習会 午前:10時00分〜12時30分】
参加資格:どなたでもご参加いただけます
※このクラスのみ、1時間30分で終了する体験コースを受講できます。体力に自信のない方でも、通常コースと体験コースを選んで自分のペースで参加できます。(体験コース午前:10:00〜11:30)
【初級講習会 午後:14時00分〜16時30分】
参加資格:どなたでもご参加いただけます
●5月12日(日)
【初級講習会 午前:10時00分〜12時30分】
参加資格:どなたでもご参加いただけます
【初級講習会 午後:14時00分〜16時30分】
参加資格:日本韓氏意拳学会の会員限定
【講習会の内容】
入門と会員限定と告知の都合上分かれておりますが、体験参加も会員の方も韓氏意拳が提示する原理原則は1つです。つまりどの講習会に参加していただいても良いのですが、講習を進行していく立場としては土曜日の午前の内容が1であり、以降はこの1を巡って様々な認知や感知の過程が発生していきます。こうして書いてみると1を以てその認知や感知が発生するなら、どこから参加しても良さそうですが学習過程においては順を追ってみることをおすすめします。具体的な内容を書くならそれは豊富でこれを読んでいる人の認知の部分を刺激することは可能ですが、私は基本的にはその時その現場においてそれ以上のことがここにはないので黙っていることが多い。しかし、社会の中から見ると黙っていると聞こえないことも多いようで、その聞こえないとは韓氏意拳の教えにある質について、感受する人がいないと同義になっているのでは唖然とする。その質についてはこれを体系化し、仮借のものとし、学会として伝えているところである。この教え伝えを学習するみんなもその場その場において多様多層な認知や感知の世界を覗いているのではないだろうか。しかしその共同(共通)特性についてはどうだろう。多くの先生が多くを語り様々に示す中でその根本は理解されているのだろうか。2や3を知り、中には50、100と知っている人は多いのではないかと想像する。しかし1を知らずして、その後のことを知っているだけなら既にそれは伝える者と学ぶ者それぞれの欲求を満たしているだけで、そこに本有は存在しないのではないでしょうか。私は定期的に東京で講習会をし、継続して参加してくれる方との関係性において様々に試すことで、その指導内容と指導方法の目処がついてきました。それを常流と言う。改めて、この度の講習会では1を以て現象する1以降との関係を更に体認できるような教学を行って参ります。今これを読んで分からなくてもその後この事について理解することになるでしょう。そしてその理解とはみんなが韓氏意拳を学ぶ価値であり、今の世から忘れられていく真意である。未だ出会わぬ人に向けて。
2024.4.12 田所良太
【参加費(1クラス当たり)】
初級講習会:通常コース 5,000円/体験コース 4,000円
初級ショートクラス:会員 3,000円/非会員 4,000円
(別途、会場費頭割り|1コマ当たり1,500円程度)
【会場】
11日:ももちパレス
12日:スタジオテナ
※11日(土)は連続参加がおススメです。
※マスコミ関係の方はあらかじめご連絡ください。
【申込締切】
個人指導:5月11日(土) 17時00分
講習会:直前まで
【個人指導について(会員限定)】
5月10日(金) 12時00分〜21時00分
5月13日(月) 08時00分〜17時00分
で個人指導を受付中です。詳しくはお問い合わせください。
【個別指導の内容】
個別指導では講習会で取り上げない内容を中心にした韓氏意拳とのその母体に潜む流儀・流派の比較研究/稽古になります。なぜ講習会で取り上げない内容であるかについては、韓氏意拳が提示する根本的な原理原則への入門がなければ成り立たないからです。ここで取り扱う様々な流儀流派は真を以て現象する特性や傾向であり、真がなければただ形式や概念が増えて混乱するだけでしょう。しかし、もし真への入門が成されているなら韓氏意拳に内在する母体を通じてその歴史を知り、ここに至る過程から更に真についての体認が得られるのではないでしょうか。また個別指導の場は講習会と違って更に密な交流の場であることから、真を一にしながらも個々の特性や特徴がより明らかになるでしょう。それは同じ生を持ちながらも個々の形体や経験が異なるからです。個別指導だけではないですが、何を知りたいか、何が分からないかなどは伝える必要がある。広い意味で先生はあなたの問題を全て理解しているわけではない。その問題は関係性の中で現象する過程でなければ先生が話したい事を話し、受講者が聞きたいことだけを聞くだけで終わってしまう。より良い現象の場となるにはお互いが更に一歩歩み寄る必要がある。その一歩をどう踏み出すかが更に問われるでしょう。人が変化を嫌うとは知りとて。
お申し込みは以下の申込フォームから!
※お申し込みから3日以内に世話人から返答がない場合または直前にお申し込みされた場合は、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
jkss.in.hakata@gmail.com
【開催スケジュール】
こちらからご確認下さい。
【講師からのメッセージ】
私は昨年の東京講習会から始まり、今年の福岡講習会、徳島講習会では表のテーマと裏のテーマを持っていた。表のテーマはSNSでの告知や現場での講義の中でお伝えしている通りであるが、裏のテーマは私自身が1つの指導目標として持っていて、私が指導している人たちにこういった内容(裏のテーマ)を感じてほしかったところである。この裏のテーマ自体は私がどうこうできるものではないので、あえてこうしましょう、ああしましょう的なことを言わなかったり、そこに向けての稽古などはあえてそう成るようには行ったりしていなかった。しかし、表のテーマがみんなに体感として伝わったときには、その体験がしっかりと裏のテーマに繋がっていることを感じてきた。それは講習後にみんなとお茶や食事をしながら話を聞いたり、感想をメッセージで送っていただいたものを読んだりしている時に「あ、伝わっているな」と感じたのである。また3月の福岡講習会後、福岡分館世話人の体感に基づいた世話人らしい言葉で、私の講習会の感想を聞いた時にそれは一層確信に変わってきた。それならもうしばらく私はこの裏のテーマを持ってみようと思う。そしてその裏のテーマ自体はしばらく表には出さない。なぜか?それは目標や目的にすると自然と生じず、ただ試してみることの中で現象するものだから。またそれは少し時間がかかるものだから。そこの芽生えを今継続的に参加してくれている方に感じている。もしよかったらこれから始める人も後のネタバレを楽しむために、今から一緒に試みてみませんか?途中で興味が無くなったり、諦めたりしないように、そこは私が現場にて工夫していくので大丈夫です。半年〜1年後このネタバレを楽しみに稽古を続けてみてください!試した人だけがその価値を体認できると予感しています!
講師
田所良太
2024.3.11