◆ 香川で開催の韓氏意拳・光岡教室における講師からのメッセージと稽古講習会の内容
この度、11月30日(水)の今年最後となる四国・香川での韓氏意拳初級講習会では、韓氏意拳/意拳が様々な中国武術の体系の“核の核となる所”を“現代人の私たちが現代にて理解して行くに当たって最適な体系”であることを知って行けるよう稽古講習会を進めて参ります。
なお、こちらの講座は韓氏意拳の“かの字も分からない人”や武術/武道の“ぶの字も分からない人”から参加いただけます。韓氏意拳/意拳を始める当たって最初に最も必要なことから、何年経っても終始一貫して大切な核心的な所を今講座では扱って行きます!!
韓氏意拳(韓家に伝わる意拳)が“なぜ中国武術の各体系を理解して行くために最適な体系なのか!?から入り、中国文化圏の身体史と、そこに深く繋がりを持つ韓氏意拳の形体訓練と站樁、技撃樁との関係性などを理解する稽古をして行きます。
初級、養生、中級などを問わず「まず意拳に必要なこと」と「まず韓氏意拳/意拳に必要なこと」「まず、現代人の私たちに必要なこと」から入りながら、今回は韓氏意拳の形体訓練、站樁、技撃樁の関係性と、これらの練習、稽古に各自がどう取り組んで行けば良いのかなどにも実技と講話を交えながら体認を獲得すべく講習稽古を進めて参ります。
また、韓氏意拳と、その源流に遡る意拳、形意拳、心意拳、シュアイジャオ、八卦掌に加え更には太極拳、通背拳、劈掛掌、八極拳など様々な中国北方地域の流派のファクターが多様的に含まれる体系をどのように学習して行けばいいのか?このように武術の多様多彩な要素を習得し、稽古するにはどのように取り組めば良いのか?などにも今回は焦点を当てて行きたいと考えてます。
韓氏意拳・光岡教室に初めて参加される方々や始めたばかりの方に関しては、韓氏意拳/意拳の教えで「これは、一番最初にならうことだけど、体系的に一番難しいテーマが最初に持ち込まれている分だけ抑えておきたい所」など理解して行きながら、「意拳の意と意識の違い」や「感覚と意識の違い」「感覚と気の違い」これらを見分けられる観性など、最も難しいテーマが最初から提示されていることへ「どう取り組んで行けば良いのか」などに触れて行きます。このような中国武術の“核の核”となるようなことを理解したい方は是非お越しください。
今年最後の四国・香川での韓氏意拳講習会・光岡教室、皆様の参加、お待ちしてます!!
講師
光岡英稔